背景

弊社は、排泄パターンの異常を検知するために TrueLoo(トゥルー・ルー)スマート・トイレを開発しました。TrueLoo(トゥルー・ルー)は、科学的な画像解析技術と人工知能(AI)を活用しながら、医師の監修による人による確認を組み合わせることで、排泄記録を自動化し、介護を補完・強化します。


プライバシー保護体制について

弊社では、データ収集の全てのプロセスにおいてプライバシーが常に確実に保たれるよう、厳格なプライバシープロトコルを構築しています。

  1. TrueLoo(トゥルー・ルー)の画像解析システムは便器内を下向きにスキャンする設計であり、便や尿のみを対象としており、体の部位を撮影・記録することは一切ありません。
  2. データの取得から解析に至るまで、すべての利用者情報は完全に匿名化されます。
  3. トイレ本体には、利用者の氏名や居場所などの個人情報は一切含まれません。
  4. 匿名化されたすべてのデータはシステム内部で安全に保存され、いかなる識別情報とも結びつくことはなく、完全に匿名の状態で管理されます。

安全なサーバーおよび通信環境により、レポートは対象となる利用者の介護を担当する施設内スタッフのみに共有されます。必要に応じて、医師や家族などの外部関係者と共有することも可能です。 弊社の専門チームが、全てのレポートを確認・検証し、プライバシーポリシーの遵守を徹底するとともに、利用者に最適なサービスと介護が提供されるよう取り組んでいます。


プライバシーに関する質問

1. TrueLoo (トゥルー・ルー)システムは、体の部位が記録されないようどのように対策していますか?

TrueLoo(トゥルー・ルー)の画像システムは、便器内を下向きに撮影する設計となっており、便や尿のみをスキャンするものであり、体のいかなる部位も記録することはありません。

そのために、「プライバシーゾーン」があらかじめ定義されており、画像センサーの位置やトイレの形状に応じて設定されています。撮影範囲の調整により、このプライバシーゾーンの大きさと効果を調整することが可能です。弊社は、このプライバシーゾーンの有効性を定量的かつ客観的に高める技術的アプローチを採用しています。さらに、画像処理アルゴリズムにより、万が一プライベートな体の部位が写り込んだ場合でも検出・除外され、記録されない仕組みとなっています。

2. 利用者の情報やプライバシーはどのように守られていますか?

TrueLoo (トゥルー・ルー)システムでは、データの取得時点からすでに個人が特定できないよう匿名化されています。データ取得から解析に至るまで、複数のプライバシー保護プロトコルが適用されており、情報の特定性は完全に排除されています。

各 TrueLoo (トゥルー・ルー)システムやそのデータは、入居者の氏名や居室番号と直接結びつくことはありません。こうした情報は安全に内部で管理され、介護チームに対しレポートを提供する際にのみ使用されます。それ以外の目的で、アップロードされる全てのデータは匿名化・非識別化されており、安全なサーバーと接続環境を通じて、施設内の介護チームのみに共有されます。なお、本人または代理人の同意がある場合に限り、医師やご家族などの関係者にレポートを共有することが可能です。それ以外の第三者に情報が開示されることはありません。

3. 収集されたデータが販売されたり、悪用されたりしませんか?

収集されたデータが販売されたり、悪用されたりすることはありません。弊社は、収集したデータの利用範囲を厳密に契約で制限されています。具体的には、以下の目的に限りデータを使用することが定められています:

  1. 顧客(介護事業者を含む)に対する情報およびレポートの提供
  2. システムの品質向上および機能改善
  3. 統計的または匿名化された形式での情報開示(例:業界全体の傾向など)

つまり、TrueLoo(トゥルー・ルー)ユーザーの個人情報や識別可能な情報を、保険会社やマーケティング会社など第三者に販売することは一切許可されていません。


ご不明な点がございましたら、support@toilabs.com までお気軽にお問い合わせください。