Hewlett Packard Enterprise社と提携、スマート・トイレで介護環境の質を向上へ
2024年7月3日
ヘルステック分野で革新を続けるToi Labsは、Hewlett Packard Enterprise(HPE)との戦略的パートナーシップを発表しました。今回の提携により、Toi Labsが開発したTrueLoo(トゥルー・ルー)のスマート・トイレと、HPEのArubaネットワークが統合され、病院環境での次世代型健康モニタリングの実現を加速します。
病院環境でのシームレスな展開と管理を実現
TrueLoo(トゥルー・ルー)は、排泄を通じて健康状態を24時間モニタリングできるAI搭載のスマート・トイレです。今回のArubaネットワークとの統合により、IT部門は病院内でのTrueLooの展開・保守を効率的に行うことができ、安定した運用とリアルタイムな健康データの収集が可能になります。このシームレスな連携により、病院側は大規模なインフラ変更を伴うことなく、新しいテクノロジーを導入し、患者ケアの質を向上させることができます。
Toi Labsの創業者兼CEOであるヴィク・カシャップ(Vik Kashyap)は、「HPEと提携し、TrueLoo(トゥルー・ルー)をArubaネットワークと統合できたことを大変嬉しく思います。この連携により、病院における健康モニタリングをよりスムーズかつ確実に実現できる体制が整いました。最先端のテクノロジーとネットワークソリューションを融合し、これからの患者ケアに新たなスタンダードを築いていきます。」と述べています。
テクノロジーが支える、よりスマートな医療の未来へ
TrueLoo(トゥルー・ルー)は、スタッフによる観察や記録を必要とせず、24時間365日トイレの使用状況を自動で記録・分析します。AIによる解析により、便や尿の異常なパターンを正確かつタイムリーに検出し、早期対応を支援します。Arubaの堅牢なネットワークインフラにより、これらの重要なデータは安全かつ効率的に処理・共有され、患者の健康アウトカムの向上に貢献します。
Toi Labsについて
Toi Labs は、排泄データを解析するスマート・トイレ「TrueLoo(トゥルー・ルー)」を開発し、日常の中での健康維持と予防ケアの実現を目指すヘルステック企業です。米国ではすでに20以上の高齢者施設運営事業者、計323のシニアコミュニティで導入され、2022年には8,000件を超える異常検出レポートを提供しました。詳細は www.toilabs.com をご覧ください。
Hewlett Packard Enterprise(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise(NYSE: HPE)は、クラウドからエッジまでを支えるグローバルテクノロジー企業であり、あらゆるデータから価値を引き出し、企業の成果創出を支援しています。クラウドサービス、コンピュート、高性能コンピューティング(HPC)&AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージなどの幅広い製品を提供。オープンでスマートなテクノロジーをサービスとして提供することで、企業の変革を加速しています。詳細は www.hpe.com をご覧ください。