PointClickCare社と提携しスマート介護を拡大

PointClickCare社と提携しスマート介護を拡大

2023年1月31日


Toi Labsは、長期介護施設向けに開発されたAI搭載スマート・トイレ「TrueLoo(トゥルー・ルー)」の技術を、PointClickCareのプラットフォームと統合したことを発表しました。

この取り組みにより、既存のトイレにTrueLoo(トゥルー・ルー)を設置するだけで、入居者の排泄状況を非接触かつ自動でモニタリングできるようになり、人手による記録や確認の手間を大幅に削減します。

現在、多くの介護施設では、尿路感染症(UTI)、脱水、出血、嘔吐、感染症などの慢性症状を管理するために、排泄の状況をスタッフが手作業で記録しています。

TrueLoo(トゥルー・ルー)はこのプロセスを自動化することで、入居者への頻繁な声かけや確認を最小限に抑えつつ、24時間体制で異常を見逃さないケア体制の構築を可能にします。

Toi Labs 創業者兼CEOのヴィク・カシャップ(Vik Kashyap)は、「TrueLoo(トゥルー・ルー)は、AIを活用して人間らしいケアを実現する革新的な技術です。PointClickCareとの提携により、このテクノロジーをより多くの現場で活用できるようになり、日常業務の一部として自然に統合できるようになりました。」と述べています。

PointClickCareのチーフ・メディカル・オフィサーであるベン・ザニエロ(Ben Zaniello)氏は、「今回の初期統合とPCCマーケットプレイスでの提供開始により、Toi LabsのTrueLoo(トゥルー・ルー)テクノロジーは、高齢者施設やポストアキュートケア施設において、排泄活動を遠隔かつ受動的にモニタリングする手段を提供します。

これは、介護スタッフの時間をより有効に活用できるだけでなく、入居者へのケア水準の向上にもつながります。」と述べています。


Toi Labsについて

Toi Labsは、排泄データをスキャンすることで健康とウェルネスの向上を目指すスマート・トイレ「TrueLoo(トゥルー・ルー)」を開発したテクノロジー企業です。毎年、高齢者の入院原因の多くが、便や尿に現れる初期兆候と関連しています。現在、323を超える高齢者施設で、20以上の運営事業者がTrueLoo(トゥルー・ルー)を導入しており、2022年には北米全体で8,000件以上の異常レポートを提供しました。詳細は www.toilabs.com をご覧ください。


PointClickCareについて

PointClickCareは、患者のあらゆる医療ジャーニーにおいて、リアルタイムのインサイトと協働を可能にする医療テクノロジープラットフォームのリーディングカンパニーです。単一のプラットフォームでケアの全体像をつなぎ、予測的かつ包括的な意思決定を支援します。現在、27,000以上の長期・ポストアキュートケア提供者と2,700の病院が利用しており、北米全体で数百万人のケアの質と成果向上に貢献しています。詳細は www.pointclickcare.com をご覧ください。