Toi Labsの研究成果が高齢者医療専門誌「JMIR Aging」に掲載
2024年5月27日
Toi Labsは、スマート・トイレ「TrueLoo(トゥルー・ルー)」を用いた研究論文「Using the TrueLoo Smart Device to Record Toileting Sessions in Older Adults: Retrospective Validation and Acceptance Study(高齢者の排泄記録におけるTrueLoo(トゥルー・ルー)スマート・トイレの活用:後方視的検証および受容性調査)」が、高齢・健康分野の国際学術誌『JMIR Aging』に掲載されたことを発表しました。
本研究は、高齢者向け住宅・介護施設において実施され、TrueLoo(トゥルー・ルー)が従来の記録手法と比較して排泄データを正確かつ包括的に記録できることを実証。さらに、利用者の受容性(使いやすさや好意的な反応)についても評価され、TrueLoo(トゥルー・ルー)が直感的に使いやすく、好意的に受け入れられていることが確認されました。
研究全文はこちらからご覧いただけます。
Toi Labs 創業者兼CEOのヴィク・カシャップ(Vik Kashyap)は、「精度・スピード・網羅性のすべてにおいて、TrueLooは従来の人による記録を大きく上回っており、まさにAIの現場応用といえる成果です。また、多くの利用者が、排泄の変化をTrueLooが自動でケアスタッフに通知することを好ましく感じており、現場での情報共有を円滑にする効果も期待できます」、と述べています。
今回の論文掲載は、TrueLoo(トゥルー・ルー)が高齢者施設におけるケアの在り方を変革する可能性を持つテクノロジーであることを改めて示すものであり、AIによるシームレスな健康モニタリングの未来を強く後押しするものです。